今のマーシャル、ぱっと街なかを歩いたり、タクシーで通ったりすると、
建物も割としっかりしたものが多く、
現地の人たちはふんどしや上半身はだかではなく、
洋服を着ています。
スーパーへ行けば、アメリカからの輸入品だらけ。
マーシャルには一見、伝統や文化ってあまり残っていないじゃないかって思ってしまいます。
でも、数少ない今も残っている文化の中で、大好きな文化があります。
それがハンディクラフトです。
マーシャルに多く生えているヤシやパンダナスの葉を用いて作ります。
通常は白。
葉を染めれば、さまざまな色で華やかな花を作ることができます。
今回、この伝統的なハンディクラフトを活かした日本へのチャリティープログラムがスタートしました。
基本の花に、中心部分に赤を用い、周りは白で日本の国旗をモチーフとした花を作りました。
この花の売上利益を日本への支援金とします。
ほかに、イヤリングも。
マーシャルでは、赤ちゃんでも耳にピアスの穴が開いています。
そして「イヤリングは絶対に売れる!!」の配属先のアドバイスのもと、イヤリング大量生産。
こんな感じで日本へ少しでも手助けになれば、
少しでもマーシャルのことを知ってもらえればいいなと思います。
これをきっかけに、日本との距離がより近くなることを願っています。
ちなみに、先週のマーシャルジャーナルに載った記事。
Flowers for Japan
WUTMI has launched a fundraiser using specially-designed Marshallese handicrafts. Red and white flowers and red and white earings - the colors of the Japanese flag - are being sold to raise funds to provide to help earthquake and tsunami relief efforts. WUTMI Director Daisy Momotaro said the flowers, made by women on Wojet atoll, are being sold $3. Two dollars will go to Japan relief, with $1 for each flower going to the makers. The earrings are selling for $5, again with $2 going for Japan relief, and the balance to the makers. "We're selling them throgh our website and our office, and we've already received a lot of orders," Momotaro said. She said money reised through this effort will be given to the Japan Embassy for transmission to Japan.
WUTMIでは、特別にデザインされたマーシャルのハンディクラフトを用いたチャリティーを始めた。
赤と白の花、赤と白のイヤリング(日本国旗の色)は地震と津波救済を支援するため売り出される。
WUTMIのディレクター・Daisy Momotaroさんは、「Wojet atollの女性たちが作った花は$3で売られる。$2は日本の支援として送られ、$1は生産者へ支払われる。」
イヤリングは$5で売られ、$2は日本の支援、$3は生産者へ支払われる。
「私たちはウェブサイトやWUTMIオフィスでこの花とイヤリングを販売します。
すでに多くの注文が入っています。」と、Momotaroさん。
「この利益は日本大使館を通じて日本へ渡される予定です」
私の日本語訳は合ってるか謎ですが、こんな感じです。
少しでも多くのお花やイヤリングが日本のみなさんの笑顔に変わればいいなと思います。
他にもいろいろな種類あります。
またの機会に紹介します。