2012年4月26日木曜日

アミモノプロジェクトだより 19

昨日日本へアミモノを郵送しました。
総額500ドル分。
本当は先週末には郵送する予定でしたが、私の荷造り準備が終わらず。

4日でブレスレット100個作ってとお願いしていた2人のママは、結局50個ずつしか作成してこず。
「なんで50個だけ?」と聞くと、「材料がなくなったから」。
これは理由にならない。
材料は自分たちのお金で購入するのが基本だし、常識。
なのに、「材料くれないの?」と聞いてくる。
もらえるものはなんでももらおうとする精神。
ミーランにも相談してみると、私と同じ意見でした。
「これはビジネスだから、自分の材料は自分で購入しなさい」と一言。
そうしたらお母さんたちも下を向いてうなずいていました。

そしてまた「お金はいつ?」と聞かれます。
この質問もすでに3回目くらい。
そのたびに、「日本で5月末にアミモノを売って、そのお金が6月のはじめに届くよ」とカレンダーを使いながら説明します。
いい加減覚えてほしい。

そして「次はマジュロのホテルでブレスレット販売するから、また100個作って」というと、いやそうな顔。
「仕事」という意識はつかないようです。
もっと作り手の数も増えて、一人の負担が減ったらいいなと切に思います。
私がいる間にアミモノの生産安定はしない・・・と思う。


2012年4月17日火曜日

Marshallese式誕生日Party(1歳and Beach party Ver.)

土曜日に同僚の赤ちゃんの1歳誕生日ピクニックに参加してきました。
ここ最近、マジュロ一体は風邪が大流行。
私も人生で初という発熱を経験してしまったぐらい。
配属先でもみんな「I'm sick.」と言ってたり、ゴホゴホ咳しまくっている中のこの行事に少し心配でした。

天候も悪い。
曇り模様で10時から集合場所のドックで待つこと2時間半・・・(いわゆるマーシャリーズ・タイム)
雨が降り出す始末。
頭も痛いし、待ちくたびれたし、眠しで気分は最悪。

 誕生日の会場となったアネモネビーチ(Enemanit Beach)。
曇り空でもこれだけ海が澄み切ってるのが、さすがマーシャルって感じ。
たくさんの人と食べ物が到着しましたー。わーい。


かわいい水玉の紫風船と紫色でデコレーションしたビーチ。
そして子どもたちが喜びそうなビーチグッズがたくさん。
私も興奮。

子どもたちが遊んでいる間に大人たちは料理を並べたり、バーベキューを準備したり。

マーシャルの文化で大好きなのは「女性は荷物を持ったらダメ」っていうところ。
女性しかいないときはさすがに持たないといけないけど、
今回のようにたくさん男性がいるときは、女性は船から降りてそのままビーチへ。
男性たちはクーラーボックスやら料理やらいろいろな荷物を船から出して何往復もして運んでいました。
楽~♪♪

そして誕生日恒例の豚の蒸し焼き。
今回は3頭蒸されました。


そして今日のバースデェイガール、ジーア(Gia)。
1歳を迎えました。
パパはお隣の国(島?)ミクロネシア連邦ポンペイの人。
ママはマーシャルとアメリカのハーフ。
ジーアを日本へ持って帰りたいくらい。
かわいいー。

でも。
初めてのマーシャル人たちとのピクニック。
まず集合時間10時に来て、2時間半待たされる。
そして帰りの船も出たのは、19時。ほぼ日が沈みかける中。
日本人同士のピクニックだと10時集合の遅くても17時には帰るところなのに、
さすがマーシャル人。
9時間の拘束で楽しんだのは4時間ほどでした。
本当にもうマーシャル人とのピクニックはこりごり。

お誕生日おめでとう、ジーア!!

2012年4月13日金曜日

アミモノプロジェクトだより 18

相関わらずアミモノ教室は延期のままですが、
マーシャル内で販売を開始しました。
まだ最初の最初なので、身内のジャイカ事務所から。

しかもママたち、「これどう?」「こんなの作ってみた」と言っては持ってきてくれるけど、基本的なアミモノたちの在庫がそろわない。
「お金はまだ入らないの?}と催促されること3回目。
もう耳障りなので、前回の収益と一緒にプロジェクトの目的だった収益から子どもたちへ歯ブラシと歯みがきこを購入しました。
そして久しぶりに作成した「ほけんしつだより」ならぬ「WUTMIだより」。
1時間で「WUTMIだより」を完成させた私はすごいと思います。

そして、お母さんたちに宿題を出す。
「来週月曜日にブレスレット100個ずつ作ってきて」と。
「ブレスレット1個$1だから100個作ったら$100じゃん!」と喜んでいました。
最初からこの発想がないんでしょう。
一番簡単で安いブレスレットを大量に作るという発想。
とりあえず、ブレスレットを大量に作ってもらいます。
きれいなアミモノたくさん作って販売して、それがマーシャルだけじゃなく世界じゅうに届いたらいいなーと思います。

2012年4月9日月曜日

アミモノプロジェクトだより 17

またも突然。
「リエ、バジェット(予算)がまだ来ないから次回のアミモノ教室は当分延期。」と。
予算が降りることは決まっており、予算が来るまでWUTMIにあるお金で立替えていたようですが、それもできなくなりとうとう延期にすると説明されました。
明日から再講習スタートだったのに。
バジェット来るまで延期ってアバウトすぎる。
一体いつまで延期なんだろう。

2012年4月7日土曜日

アミモノプロジェクトだより 16

1ヶ月延長が決まったアミモノ教室。
今週の木曜日に本当はラストだったアミモノ教室が開催されました。
ここ最近は2人しか来ていなかったのに、その日は普段来てなかったママさんも来ていました。
10人中8人の出席。
来れるんだったから、ちゃんと毎回来ていただきたい。
いつも来ないママさんが来たのは、おそらく今日トレーニング代が支給されるから。
なぜだかアミモノを習いに来ているママさんたちにお金を払う。
1講習に$8。
ちゃんと毎回来ていたら、$8×8日で$64。
来ただけで64ドルももらえるなんて日本じゃありえない。
でもあげちゃう国・マーシャル。

そしてびっくりしたのが、最近「忙しい」と言っていたミーランが開始30分遅れてやって来てアミモノ教室を仕切りだしたこと。
本当にびっくりした。
マーシャル語でバババーと話すものだから私はわからず。
「ミーラン、今日は何の種類のアミモノを作るの?」と英語で聞きなおしても無視。
びっくり。
えっ?!って顔を私がしていたものだから、ママさんたちも「そりゃそうだ」的な顔で私を心配してみてくれたり、「リエ、どうしたの?今日はこれ作るんだって」と教えてくれたり。
私の存在を無視して始めて、途中からトレーニング代配りだして、「今日は今から教会行かないといけない」と言って消えて行った。
もう私が作り上げた教室を乱していかないでー!!!と叫びたかった。
1ヶ月延長が決まって「リエ、次はお花の輪(頭に飾る冠のようなもの)やテーブルに飾るお花のタワーを教室でやろう」といい始めた。
やる気を持ってくれるのはありがたいけど、それは日本じゃ売れないって前に言いましたよね??
なんでまた同じこと言い出すの?!
マーシャル人のセンスは日本のものと違うんだって言ったじゃーん(泣)

ミーランが教会に行った後、ママさんたちに今後のアミモノの計画とどんなアミモノを作っていけばいいかを私なりに説明しました。

今後は日本に郵送して販売する予定があること、マジュロ内でも観光客が来そうな場所を中心に販売していくこと。
今はいろいろな種類のアミモノを勉強しているけど、シンプルなブレスレットだけでもちゃんときれいに作れるようになってほしいこと。ブレスレットは一番簡単で安いけど、観光客は必ずお土産として大量に買っていくことを説明。

最近気付いたのは、「このデザインで作って」と提案して作成してもらっても、彼女たちのセンスで無駄に貝殻やスタイルを変えて作成してしまいます。
貝殻をたくさんつければかわいいということじゃないし、
こったデザイン・スタイルにしたら売れるってことじゃない。
普段使いができるもの、他の洋服や物に合わせても調和できてかわいいものを勉強してもらわないといけない。
なかなか難しい異文化の違い。

2012年4月5日木曜日

アミモノプロジェクトだより 15

今週で最後のアミモノ教室。
と思って意気込んでいたら?!

「リエ、予算がまだあるからプロジェクト続行よ」とミーラン。
ええっ?
「デイジー(WUTMIの元ディレクター)が週4×1ヶ月で予算組んでたから、まだ残ってて余るの。デイジーが続けてって。」
やったー☆☆☆
もうステキすぎるっ!!!
今日で終わりだから、今後どうこの活動を続けていくかを昨日から練り練りしていたけど、まだたくさんアミモノを作成できるんだったら、もっと種類もたくさんできる!
その分、もっとみんなが手に取って購入してくれるものを作っていかないと、「教室をしたからはい、終わり」じゃなく、教室でのことを生かしてこれから売り込んだり売っていく力をつけないと。
子どもたちはこれからもずっと成長し続けてるんだから。

よーし頑張るぞ。

ところで、最近パソコンがおかしいことになってしまい、写真データが消える事件が起きているため、しばらく怖いので写真は載せれないと思います。
ごめんなさい。