2011年4月28日木曜日

Japan Benefit Concert 3

コンサート会場でWUTMIプロデュースの「Japan Flower」を販売しました。
マーシャル人のスタッフは開会には間に合わず、約1時間後に会場に来ましたが、花は持ってない。
そしてもう1時間後にデイジーさんが到着し、お花とイヤリングを販売開始しました。


あっという間にほとんどが完売。
ひとつひとつ手作りのお花とイヤリング。
数はそんなになく、たくさんの量を作るのには時間がかなりかかります。

日本の地震・津波、そして原発の被害は長期化すると予想されているため、
単発のチャリティーで終わらせず、
地道に少しずつ日本へ支援を続けていければいいなと思います。

2011年4月25日月曜日

Japan Benefit Concert 2

コンサートはMIHS(Marshall Islands High School)のコーラス部の歌から。
日本の津波の映像の横で生徒たちが歌ってくれました。
マーシャルでは、基本アメリカの番組が放送され、衛生放送(ケーブル?)でNHKのみ観ることができます。
しかし、私たちの住居には基本テレビなんて高価な家電はありません。
なので、このコンサートで津波・地震の映像をちゃんと観た隊員もいました。
私もその一人です。
なので、日本のため、支援金集めのためのコンサートで、さまざまな歌や踊りを披露してくれていましたが、陽気な音楽や笑い声の横に流れる津波の映像に、衝撃を受けた日本人も。
やはり故郷を思う気持ちはマーシャル人と温度差がありました。


Coop高校(Coop Privete School)の生徒たちは日本語の歌を歌ってくれました。
「上を向いて歩こう」、「さよなら大好きな人」。
日々日本語の勉強をしている生徒たちの歌声はとても素敵で、一生懸命日本を思って歌ってくれていると感じました。
ステージには、日本語を教えている同期隊のMakkyや他の隊員たちも一緒に上がって歌っていました。



会場の後ろでは、全世界の協力隊で取り組んでいる「現地の人たちからのメッセージ」を集めていました。
ひとりひとり、日本のことを思ってメッセージを書いてくれ、写真を撮りました。
現地の人たちは積極的にメッセージを書いてくれ、日本人の私たちに「I'm sorry」と必ず声をかけてくれます。
日本のことを赤道近くの小さなマーシャルからみんなが思っていた1日でした。
この日のメッセージは150枚以上集まり、Facebookなどで公開されているとのこと。
また、時期をみて被災地へメッセージを送ることも計画中とのことです。
先頭にたってメッセージ集めがんばってくれたMaoさん、ありがとうございます。


2011年4月21日木曜日

Japan Benefit Concert 1

東日本大地震が発生して約1週間が経ったころ、
日本の被災地・人びとのためのチャリティーコンサートが開催されました。

"JAPAN QUAKE-TSUNAMI RELIEF FUND
SPONSORED BY ELEFA & FRIENDS OF JAPAN

BENEFIT CONCERT featuring kalol lal, Deep Blue sea, Black Out, Lamaran, Brother C, Flavah C,M Polen, MIHS Gospel Chor, Bwil 'M Molo, Japanese Community, Fjian Comunnity and many more!"




会場の前に設置されたコンサートの看板。
今日のコンサートがかなり大がかりなものだということを感じさせます。
私日本人へコンサート開催の連絡が入ったのは、開催の5日前。
少ない時間のなかで、パフォーマーの募集をし、コンサートとして開催できることに驚きました。




当日の会場の様子。
ステージには、赤と白の紙を交互に並べて張ってくれていました。
ちょっとした気遣いが嬉しい。

今回のために作られたチャリティーTシャツ。
まずは後ろのデザイン。

後ろには今回の看板のデザイン。
「I ♡ JPN日本.」
手形でハートを作ってるところが粋?
最初は、このデザイン、微妙だなって思っていましたが、
だんだん好きになってきました。

そして、正面。
前のデザインは、日ノ丸の中にマーシャル国旗の☆が入ってるデザイン。
「JIBAN(SUPPORT) JAPAN」の文字入り。

これなかなかかわいいデザインだと思います。
私たち日本人は会場手伝いのボランティアとして参加させていただき、Tシャツもプレゼントしていただきました。
他、パフォーマーとして参加する人たちもTシャツはもらえたようです。
1枚$15(たしか)。

開始時間を30分ほど過ぎで我が国の誇る、MIHS(Marshall Island High School)のコーラス部の歌とマーシャル国歌斉唱でスタートしました。
すごいです。
さすが、日々練習している人たちです。
こんな人たちの後で、日本国歌斉唱を私たちがするだなんて。
と、ロウテンションでしたが、なんとか堂々と歌ってやりました。
これが日本だ、って勢い(開き直り)で。
そういえば、日本の国歌は低音でずっしりしてゆっくりしたリズムの歌で、元気がでるどころか少し気分が沈んでしまいそうになるのですが、
マーシャルの国歌を聞いたのは、日本で訓練を受けたときが最初でした。
毎朝7時から「朝の集い」があり、その際、毎朝国旗掲揚と国歌が流されます。
毎日1か国ずつ。
あのとき、週当番で朝の集い係をして、しかも国旗掲揚の際の国旗説明係をしたことがあります。
マーシャルの国旗について説明して、いざ国歌BGMの国旗掲揚!
ざっと3分かかりました。
他の国は1分未満がほとんどなのに・・・
でも、マーシャルの国歌はオーケストラつきでけっこう豪華な国歌です。


と、話がそれてしまった。
コンサートの詳細は次回に。